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マイナス金利の国債を買うと損失が出るのはなぜですか?

マイナス金利の国債を購入すると損失が出るというのは、あくまでも償還期限まで保有し続けた場合です。 逆を言えば、 償還期限が来る前に市場に売却してしまえば、必ずしも損失が出るとは限りません 。 市場ではマイナス金利となるような高い価格で取引が成立していることを踏まえると、購入金額以上の金額で売却できる可能性は十分にあるでしょう。 仮に購入金額と同じ金額で売却できれば、国債を保有している期間に受け取る利子分だけ利益をあげることができるわけです。 なお、国債投資によって得られる利益には、 利子によるインカムゲイン と 国債自体の値上がりによるキャピタルゲイン の2種類があります。 ここまでは、このうちのインカムゲインによって利益をあげる考え方を紹介しました。

マイナス金利政策とは何ですか?

マイナス金利政策 (マイナスきんりせいさく、 英: negative interest rate policy )とは、 中央銀行 (もしくは民間銀行)が 名目金利 をゼロ未満の マイナス金利 に設定する政策であり [1] 、経済を刺激するために行われる非伝統的 金融政策 である。 似たような低金利政策に ゼロ金利政策 があるが、政策金利をゼロ近くに下げるゼロ金利政策に対して、マイナス金利政策は 日本銀行 の当座預金の超過準備の名目金利をゼロ未満にするという点で異なっている。 通常の金利政策(正の値の金利)の下では、民間銀行は中央銀行の当座預金にある 準備預金 のうち、法定額を超過した部分(超過準備)に対してしばしば利子を受け取っている。

マイナス金利政策でゼロ未満まで下げるのはなぜですか?

マイナス金利政策でゼロ未満にまで下げるのは名目金利である。 しかし、このとき 実質金利 は必ずしもマイナスにはならない。 名目金利というのが額面上の金利であるのに対し、実質金利とは物価変動分を加味した金利である [1] 。 たとえば、経済が4%の インフレ 状態にあり、このときの名目金利が5%であるとする。 すると、資金を5%の金利で貸し出すことで1年後に名目上5%の利益を得ることができる。 しかし、この経済は4%のインフレ状態にあるので、1年間で貨幣の価値は4%下がっている。 よって、1年間資金を貸し出したことによる実質の利益は 5% - 4% = 1% であり、実質的には1%の利益に過ぎない。 この「名目金利-インフレ率」によって導かれる金利を実質金利と呼ぶ [1] 。

国債が値下がりすると金利が上昇しますか?

そもそも、「国債が値下がりすると、金利が上昇する」とか、「国債が買われると、金利が低下する」って、ピンと来ないのですが。 「国債が買われて値上がりすると、金利が下がる」、逆に「国債が売られて値下がりすると、金利が上がる」、国債と金利はそうした関係にあります。

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